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心の平穏

ちょうど1年近く前 一人で高野山に行ってきました
どうもこの時期になると心を洗いたくなるのか
新緑が気持ちいいのと花粉症が治まってくる時期からなのか・・・ 自然と神社仏閣に足が向きます
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そして 仏画を描きたくなる・・・・
連休中 父のところに行ってきてこの絵は仏間に置かれてて 毎日父はお経をあげるのですが
そこで「この絵がおばあちゃん=父の母に似ている」という話になって 見てみたら
絵を描いた時には気づかなかったけど 祖母っぽい そういうのってあるかもな~なんて思いました
私自身が描くならもっと軽い色合いになるところ こんな風に濃い紫だけで描きたくなったのは
弥勒菩薩のもつエネルギーなのだと思ってましたが 祖母が持っていた色(見えないけどオーラみたいな)も
こういう感じでした 静かで弱そうなのにとても忍耐強く飄々とした人でした
心の平穏_d0126727_15453891.jpg

お見舞いに行くたびに静かに「もう、お迎えにきてもらっていいのよ」と言っていました
たぶん 待っていたんだと思います 病気なのも充分長生きしたのもあるけど
それ以上に印象的なのは 病気が苦しいとか生きていくのが辛いんじゃなくて
父や母の重荷になりたくないと静かに願っていたんだと思います
そして全く彼女は死をこわがっていませんでした 彼女も信心深い女性でした
一人で四国八十八箇所めぐって来たのは何歳の頃だったのだろう?
全く信心深くない 歩くの嫌いな父が 60代後半に結局八十八箇所行ってきたのも
祖母の影響もあるんでしょうね・・・
祖母や父のたどった道をいつかたどれたらって
年取ったのか そう思うようになってきました 笑 そのためには体力つけないとね~

雨すごいですが やんだらまた 朝歩こうと思います 緑の萌える香りってすごく好き・・・
ただ歩く 荷物もなく(携帯カギはポケットね)手を振って 肩もほぐれるし血の巡りもよくなる
五感が開く感じ 人間は人間だけじゃなく自然からエネルギーもらわないと・・・
そして 人間は人間と(誰かと又自分自身とも)つながっていかないといけないですね

たぶん週末は京都・伊勢です (1日目はダンナと伊勢は一人)
何も考えず緑と神仏のある場所でぼ~~っと(=それが癒されるってことみたい) します
震災が起こって 家族が今そばに生きていることをもっと深く思わねばと そう 思うようになりました

結局みんなに甘えて 支えてもらっているから ここにこうして存在しているし
今まで 結局平穏無事に幸福に生きてきたんだと そう思います
がんばれているのだとしたら 誰かがいるから・・・ なのです

多くの被災していない人も 深いところで心に傷を負ってます 
どうか 日常の中 そして小さな非日常を意識して作り 心を休めて癒してリフレッシュしてくださいね

                         
by hazumoon | 2011-05-11 17:19 | からだとこころ